10.まとめ
10-1. 総括
ついに、シーズン3相続編コラムの最終章となりました。
ここでは「まとめ」ということで、相続編コラムの総括を致します。
今まで学んできたことを振り返ってみましょう。
10-1-1. 家の相続の手続き
死亡届→遺言書確認→相続人の確定→遺産確認と分割協議→相続財産の名義変更→相続税の申告と納付
の順で手続きが進みます。
相続の手続きは個人で行うのが難しいため、司法書士等の専門家に依頼することをお勧めします。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 1. 家を相続する時の手続き
10-1-2. 相続にかかる費用
登録免許税と相続税がかかります。
司法書士等の専門家に依頼すると約6~10万円程度の手数料がかかりますが、相続の手続きの場合は、この手数料を払ってでも依頼する価値があると思います。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 2. 相続にかかる費用
10-1-3. 節税方法
生前贈与の年間110万円非課税、住宅取得資金等の贈与税の特例、小規模宅地等の特例など、節税できる手段が複数あります。
特例を有効活用して少しでも出費を減らしましょう。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 3. 節税方法
10-1-4. 遺言書とは
遺言書には種類があり、それぞれ書き方や保存の仕方が異なります。
また、遺言書は厳密なルールに従って書く必要があり、修正の仕方などルールに反したものは無効となる可能性があります。
逆に、ルールに従った遺言書は強力な法的効果をもたらし、第三者に全財産を相続することも可能です(遺留分を除く)。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 4. 遺言書とは
10-1-5. 相続トラブル
相続人が誰か、相続した不動産の分配方法、遺言書無効のトラブルなどが多いです。
事前の有効な遺言書の作成や、不動産の換価分割等を通して相続トラブルを回避していきましょう。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 5. 相続をめぐるトラブル
10-1-6. 遺留分
遺留分とは、兄弟姉妹を除く法定相続人に、法律上取得することを保障されている相続財産の割合のことです。
遺言書で、全く知らない人に全財産を相続する旨が書かれていた場合、原則その通りとなりますが、兄弟姉妹を除く本来相続するべき人達には、この遺留分を取り戻す権利(遺留分請求権)があります。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 6. 遺留分とは
10-1-7. 換価分割
土地や家などの不動産は、分割や分配をすることが難しいものです。
共有名義や土地を分割する方法もありますが、トラブルの原因になることが多いため、不動産を売却してお金に換えてからそのお金を分け合う「換価分割」がオススメです。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 7. 換価分割とは
10-1-8. 生前贈与
相続ではなく「生前贈与」を行うことで確実に贈与できる反面、相続時よりも費用がかかる等のデメリットがあります。
相続・生前贈与いずれも不動産を「放置」すると固定資産税や管理費がかかるため、売却するか活用するかを選ぶことをオススメします。
※もっと詳しく知りたい方はコチラ→ 8. 生前贈与とは
10-2. おわりに
相続の各項目の総括をしました。
気になる項目がありましたら、それぞれの項目のページに行くと詳細が見られますのでご覧下さい。
私たち「生活プロデュースリーシング」では、相続や贈与等で得た土地や建物の売却も行っています。
放置していると固定資産税や都市計画税がかかり続ける上、管理も大変になり、近隣住民に迷惑をかけることもあります。
ぜひ弊社の売買課スタッフに一度ご相談下さい。
売却にはまず査定から!もちろん無料で承ります。
ホームページ、お電話、メールからでもどうぞ。
ぜひお気軽にご連絡下さい(*^-^*)ノ