まずは解体してから土地を売却するメリットをご紹介します。
●解体してから売却するメリット
-1.土地が売れやすくなる
-2.買主とのトラブルを未然に防ぐことができる

4-1.土地が売れやすくなる
建物を解体して土地を売却すれば、買主にとって解体の手間や費用が一切かからないだけではなく、すぐに新しい家の建築に取り掛かることができるので、新築を建てたい買主へ土地が売れやすくなります。
一方で、建物を解体しないで土地を売却する場合、建物が建っていると新築を建てたい買主には売れにくくなります。
また建物の老朽化が進んでいたり、旧耐震基準で建てられていて耐震構造に不安があったりする場合、土地と中古住宅を購入して住むことを検討している買主へも土地は売れにくくなります。
そのため更地にすれば売れにくくなる要因を少なくすることができ、特に新築を建てたいと考えている買主にとって魅力的に映り、早く土地が売却できます。

4-2.買主とのトラブルを未然に防ぐことができる
解体して更地にしておけば、解体の段階で埋設物などに気付き対処できたり、埋設物や地盤の調査を事前に行い対処する事ができるので、買主に契約不適合責任を問われてトラブルになることを防げるのです。
そもそも売主は買主に対して、売却した土地に問題があった場合に契約不適合責任を負うよう定められています。
契約不適合責任とは、買主が購入した土地に埋設物があったり、地盤が軟弱であったりした場合に、売主が買主に対して負うことになる責任のことです。
売主が買主に対して契約不適合責任を負うことになると、以下の内容を請求されることになります。
・埋設物撤去や地盤改良などの、補修費用
・土地の購入金減額
・損害賠償
・契約解除
もし建物を解体せずに建物と土地を一緒に売却し、買主が後々建物を解体して土地に問題があった場合、買主が売主に対して契約不適合責任を問うということは、十分にあり得るのです。
更地にすることで、土地の埋没物を確認したり、地盤調査をしたりすることで、買主とのトラブルを未然に防ぐことができる点はメリットと言えるでしょう。
今回のまとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
解体して土地を売却する2つのメリットについてご説明させていただきました。
次回は、解体して土地を売却する2つのデメリットについて詳しくご紹介します。
もしご不明な点がございましたら、「不動産のビッグ旭川エステートセンター」まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。
弊社では不動産全般を取り扱っており、親切丁寧な無料査定を実施しておりますので売却をご検討の際は下記リンクよりお気軽に査定のご依頼をください。