次に、解体してから土地を売却するデメリットをご紹介します。
●解体してから売却するデメリット
-1.高く売れるチャンスを逃してしまう可能性がある
-2.固定資産税が高くなってしまう
5-1.高く売れるチャンスを逃してしまう可能性がある
1つ目のデメリットは、建物を解体して土地を売却することによって、より高く売れるチャンスを逃してしまう可能性があるということです。
というのも、土地と建物を一緒に売却することで、土地の価格に建物の価格をプラスし、より高く売却できるケースがあります。
以下のケースに当てはまる場合は、土地をより高く売却できる可能性があります。
●築25年未満の建物が土地の上に建っているケース
●古民家としての価値があるケース
築25年未満の建物は、建物としての価値があると判断され値段がつく可能性があります。
また、最近では古民家の懐かしい雰囲気や落ち着く空間に価値が見出され、
古民家に住みたいと興味を持つ人も多くなっていて需要があり、建物に値段がつく可能性があるのです。

5-2.固定資産税が高くなってしまう
2つ目のデメリットは、固定資産税が高くなってしまうという点です。
建物付きで土地を売るのに比べて、更地にすると固定資産税は3〜4倍高くなります。
その理由は、建物が建っている土地は固定資産税が1/6に減額される、「住宅用地の軽減措置特例」というものがある一方、
家を取り壊して更地にしてしまうと特例が適用外となり減額されないからです。
建物が建っている土地と比べて、更地は固定資産税が高くなるのです。
ただし固定資産税の住宅用地の軽減措置特例が適応されるかどうかは、1月1日時点で建物が解体されているかどうかで決まります。
解体時期を1月1日以降にして、年内に土地が売却できる場合は固定資産税が増額されることはなくなります。
解体時期と土地売却のタイミングを調整することができれば、デメリットはなくなるでしょう。
今回のまとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
解体して土地を売却する2つのデメリットについてご説明させていただきました。
次回は、【建物を解体した方がいい人・しない方がいい人】について詳しくご紹介します。
もしご不明な点がございましたら、「不動産のビッグ旭川エステートセンター」まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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